2013.2.5
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都内の湧水スポット探訪

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今回のスポットレポートは、都内の湧水スポットです。
エルネメンバー様から湧水のあるエリアを調べて欲しいという声がありましたので、早速そのご意見を参考にさせていただきました。

水を感じる場所というのは、なんだか癒しの空気に満ちているような気がしますよね!
ちょっと疲れたときなどに、訪れてみてはいかがでしょうか?

では番外編を含めて計4か所ご紹介します。(一葉の井戸柳の井戸関口芭蕉庵柿田川公園)

一葉の井戸

明治期に小説家・歌人として活躍した樋口一葉。五千円紙幣の人という言った方が、馴染みがあるかもしれません。

24歳6ヶ月と若くして亡くなった樋口一葉ですが、
家庭の事情から転居が多く、生涯に12回の引っ越しをしたと言われております。

そんな中、18歳頃に住んでいたのが東京都文京区本郷でした。
この場所で借家住まいをしながら母と妹を養い、小説家として立つ決意をしたとされ、
借家前の井戸は実際に一葉が使ったと言われている「一葉の井戸」が存在します。

都営大江戸線、東京メトロ丸の内線、本郷三丁目駅の各出口から徒歩15分ほどの場所に、「一葉の井戸」はあります。

文京区は「文の京(ふみのみやこ)」と言われており、夏目漱石や森鴎外、宮沢賢治等の著名な文人・学者・政治家が多く住み着いた街です。
「一葉の井戸」までの道のりも、とても雰囲気があり、坂も多く、古い建物がそのまま残ってました。

都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸1
都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸2
都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸3
都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸4
 

ここは東京?と思うくらいで、レトロ散歩にはオススメのスポットです。
建物などに見惚れながら歩いていると、この空間だけ時間に取り残されている?という印象を感じさせるエリアを発見。
「一葉の井戸」です。

都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸5
都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸6
 

手押しポンプのある井戸水です。
手押しポンプを押してみると、すぐにきれいな水が流れ出てきます。

近くにいた人にお話を聞くと、季節により水温に違いがあり、
夏は温かく、冬は冷たいと、湧水にも四季があるそうです。

都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸7
都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸8
都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸9
都内の湧水スポット探訪:一葉の井戸10
 
なお、この湧水は、沸かすと飲めるらしいです。
次回行く時は、ペットボトル持参し、持ち帰り、沸かして飲んでみたいと思います。

※取材日:2012/12/6

柳の井戸

著名人が数多く目撃されている街、東京都港区麻布。
この街にも湧水は存在しています。「東京の名湧水57選」にも選出されている湧水です。

都営大江戸線、東京メトロ南北線、麻布十番駅の各出口から徒歩10分ほどの場所に、ひっそりと「柳の井戸」はありました。

都内の湧水スポット探訪:柳の井戸1
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸2
 

駅から「柳の井戸」までは、オシャレな飲食店、高級車、
大きめのグラサンをした主婦、ガタイの良い外国人と、
ザ・麻布十番という雰囲気が漂っていましたが、
「柳の井戸」がある付近だけは、古き良き時代の名残があり、
都会の喧騒を忘れさせてくれるスポットでした。

善福寺の参道の途中に、一本大きな柳の木が立ってます。
その根元から湧いているのが「柳の井戸」です。
「柳の井戸」は、江戸時代から流れ続ける湧水と言われております。

取材当日(2012/12/6)の天候は晴れ、気温は10℃というコンディションでしたが、
湧水の温度は温かく感じられ、とてもキレイな水という印象です。

都内の湧水スポット探訪:柳の井戸3
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸4
 

「飲水禁止」ということでしたので、飲めませんでしたが、
見た目だけで言うなら、都会の真ん中の水ということを忘れさせてくれる湧水でした。

「柳の井戸」から徒歩数秒の場所にある善福寺境内にも井戸があります。手押しポンプのある井戸水です。

都内の湧水スポット探訪:柳の井戸5
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸6
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸7
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸9
 

試しにポンプを押してみると、勢い良く水が流れだし、こちらは「柳の井戸」の水に比べ冷たく感じる水でした。

都内の湧水スポット探訪:柳の井戸10
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸11
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸12
都内の湧水スポット探訪:柳の井戸13
 

水を大切に、と良く言われておりますが、
こんな時代だからこそ、このような良質な水が貴重であり、
より一層、保存に注力することが大事なのだと実感しました。

※取材日:2012/12/6

関口芭蕉庵

神田川が流れる東京都文京区関口。

住所を聞いてもピンとこないかと思われます。
結婚式場として有名な椿山荘(チンザンソウ)がある場所とお話した方がイメージがつきやすいかもしれません。

東京メトロ有楽町線、江戸川橋駅を下車し、目白通りから少し入った神田川沿い、
椿山荘エリア方面に15分ほど歩いていくと、「関口芭蕉庵」はあります。

都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵1
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵2
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵3
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵4
 

神田川沿いを歩き、水神社と胸突坂が見えてきたら、
その手前が「関口芭蕉庵」です。
坂の下は駒留橋、胸突坂と水神社の間というイメージです。

都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵5
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵6
 

「関口芭蕉庵」は、俳人松尾芭蕉が1677年から3年間住んだと言われている場所です。
元々の芭蕉庵は戦火などで何度か焼失してしまい、現在の建物は、昔の面影を残そうと戦後に建設されたものだそうです。

正面玄関は施錠されているので、入館するには、胸突坂を少し上った位置にある木戸から入ります。
入場は無料です。

恐る恐る木戸を開けてみると、そこには時間を流れを一瞬で止めてしまうくらいの自然と安らぎがありました。

都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵8
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵9
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵10
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵11
 

水の流れる音に導かれ、近づいてみると、湧水を発見。 「東京の名湧水57選」にも選出されている湧水です。

さすがに飲水は出来ませんでしたが、鯉も泳いでおり、時期的にも紅葉がキレイで癒し効果抜群のマイナスイオンスポットです。

都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵12
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵13
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵14
都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵15
 

芭蕉の名句も記されてます。『古池や蛙とび込む水の音』

人混み、コンクリートジャングルばかりが、東京の姿ではないということを再確認出来ます。

「関口芭蕉庵」は、いずれの方向から眺めても飽きません。
ぜひ一度足を運んでみては、いかがでしょうか。

都内の湧水スポット探訪:関口芭蕉庵16

※取材日:2012/12/7

番外編:柿田川公園

番外編として、都内ではありませんが、湧水スポットをご紹介します。

静岡県の駿東郡清水町にある柿田川公園には、公園名にもなっている
狩野川水系の一級河川である清流として有名な柿田川が園内を流れています。

その柿田川公園内に湧水の見られるエリアがあります。

都内の湧水スポット探訪:柿田川公園1

ここで見られる柿田川湧水郡は名水百選にも選ばれる名水で、湧水量は日に70万トンから100万トン程度で東洋一だそうです。
http://kakitagawa.info01.net/index.html参照)

この湧水の見られるエリアは、信じられないことに国道一号線のすぐ隣にあります。

柿田川公園自体が国道一号線に隣接しているのですが、
公園に入って徒歩1分もしないくらいの距離で湧水が見られるんです。

車がぶんぶん走っていても、すぐそばには隠れた癒しスポットが
潜んでいるんですね。

都内の湧水スポット探訪:柿田川公園2
都内の湧水スポット探訪:柿田川公園3
 

もし通りかかることなどがありましたら、是非のぞいてみてください。
マイナスイオンいっぱいの癒しがそこにありますよ♪

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